相川尋常高等小学校応援歌
春日原頭風薫り 空に輝く天日の 姿も雄々し若人の 胸に決する意気高し ああ今日の日の戦闘に 立ちし健児の血は躍る 天地を焦す烈日や 突風狂う厳冬に 鍛え上げたる鉄脚の 向ふ所に敵もなし 聞け北海の涛声は 我等健児の意気なるぞ |
少年少女オリンピック又は運動会の頃に 大正の終わりから昭和の初め頃は、佐渡でも学校や青年団に陸上競技熱の最も高まった時代であった。 佐渡支庁主催の郡少年少女オリンピック大会が、毎年10月、河原田公設グランドに催されていたのもその頃である。 この日場内で活躍する各校選手の意気と、会場のまわりをうめた各校応援団の応援合戦で、会場は、1日中興奮の渦をまいていた。 そして、この時本校応援団から力強く流れ出た応援歌、それは上記「春日原頭風薫り・・・」の歌であった。 私が作詞し編曲したものである。 まだ情熱にもえていたころであった昭和2年の作である。 応援団はいつも尋常5,6年と高等科をもって編成した大部隊、それが高学年のリーダーにより整然と三角の小旗を振り高らかに歌った. 応援は場内を圧していたものであった。 この応援歌は、その後、春の運動会にも紅白選手リレーの開始前に、全校児童により歌われていた. ___小杉謙一郎 元校長___ |
「相小の百年」より抜粋 |
まだ曲の方がわかりません