分団広報紙「げんなぐろ」 第 14 号 平成15年1月178日発行 |
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《発行者》 第 5 分 団 《編 集》 第5分団総務部 74-3784 題字:小杉祐生 |
明けましておめでとうございます。 昨年は、様々な分団活動に沢山の方々からご参加ご協力をいただき、それぞれ素晴らしい活動にしていただきました。誠にありがとうございました。 さて、早いもので私も分団長として足掛け4年目を迎えました。この間、分団活動にも色々な変化がありました。中でも昨年の金山祭りにおける「分団屋台パレード」から「分団おけさ流し」への転換は、各分団にとっても大変大きな変化だったと思います。この転換については、一言で言ってしまえば「時代の流れ」ということになってしまいますが、ここに至るまで分団役員内でも数年来議論が重ねられた課題でした。結果として転換が必要だという意見にまとまり「おけさ流し」となったわけですが、一部には「屋台パレードを残したい」という考えや、「これからおけさ流しに立ち返って分団として盛り上げていくことができるのか」という不安もありました。そのような中祭りを迎えたのですが、当日はその不安を打ち消す程の大勢の参加者が集まり、とても素晴らしい「おけさ流し」となりました。 また昨年は、海岸清掃、花壇の整備と管理、草刈などのボランティア作業を数多く行いました。例年行われている事業では、参加する方々の顔ぶれも役員を中心として一部に偏っていたのですが、新しい活動を行うことで、新たな方々の参加も見受けられました。全体を通して、少しずつではありますが、全ての活動の基本としている「地域の親睦と活性化」につながってきていると感じているところです。 しかし一方では、20代30代の若い人たちの参加が今一歩伸びないというのも数年来の課題としてあります。 新しい年を迎え、今年はそれぞれの事業に、より沢山の方々、より幅広い世代の方々から参加していただけるよう、それぞれの事業が、誰でも気軽に参加できる事業となるように取り組みたいと思っています。そして、分団内の各地域間での親睦は元より、各世代間での親睦も深められる活動にして行きたいと思っています。そのためにも、皆様から分団活動に対して気軽に意見や要望を出して頂きたいと思います。 基本は「地域の親睦と活性化」です。どうぞ気軽に参加して、地域でしかできない世代間での交流で有意義な時間を共有し、この暗いご時世でも、五分団だけは「明るく」「楽しく」「賑やか」に一年を過ごしましょう。 |
9月の拉致問題以降、北朝鮮の様子が、メディア各社から報道されています。 日本は戦後、経済の発展という至上命題の元、世界でも有数の経済発展国となりました。それがゆえに北朝鮮からの映像はとてもお隣の国の様子とは思えないほどです。平和であることはすばらしいことですが、現実、イラクではもうすぐ戦争が起きますし、北朝鮮がいつどうなるか知れません。我々が今の生活を続けられるよう、日本海附近への更に厳重な警備等、先日依頼してきました。海上保安庁だけでなく、場合によれば、自衛隊のイージス艦日本海派遣も含めてです。 一昨年亡くなった、祖母から小さい時によく戦時中の話を聞かされました。そして食事を残すとよく怒られました。今年は景気のそれもあり、更に厳しい1年になりそうですが、祖母の言葉を思い出しながら良い1年にしたいものです。 5分団の皆様におかれましても、今年が幸多い年でありますようご祈念いたします。 |
新年早々、皆様ご存知のように、海士町の磯西一清さんが他界されました。享年88歳でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。御通夜等は大佐渡開発総合センターの老人集会室で営まれ、数多くの人々が弔問に訪れていました。場所も広く御通夜等が整然と営まれる様子は立派なものでした。我々の分団にもこの様な広い集会場があったらと、今更のように思ったのは私だけではないと思います。 これだけ多くの世帯がある五分団に、集会場がない、物置もないとは何事でしょう。そのような場所が分団内にあるのは当然なことであり、しかも、早急に必要なのではないでしょうか。 この様な考えの下、五分団では昨年も団長を始め分団役員と大桃議員が、分団集会場の設置を願い町長に直談判しました。いろいろな理由で願いは叶いませんでしたが、これからも根気よく続けていかなければならない問題だと思います。 この様な問題を良い方向に導くためには、分団員の皆様の有形無形の後押しが必要不可欠となってきます。 少しでも住み良い五分団となるよう我々役員も微力ながら努力してまいります。本年もいろいろな面でご協力をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 |
私は今日まで生きてきました、時には誰かの力を借りて・・・ 吉田拓郎のこの一節が何故かふと浮かんできた。そこで、四十数年を振り返るのも大変なので、昨年はどんな歳だったかを思い出してみました。 なんといってもトップニュースは拉致被害者の帰国。そして相川でも相当被害のあった水害。被災された方々にあらためてお見舞い申し上げます。 では、五分団に目を向けてみよう。私的にショックだったのは、長年慣れ親しんだ、測候所跡地の桜の伐採だ。相川でも有数の桜の名所だったのですが、測候所の移転に伴い跡地を売却するため伐採したようです。私等が文句を言う筋合いでは無いのですが、何故か寂しいものを感じました。 確か桜開花の標準木だったように思ったので、測候所の宇田所長に尋ねてみました。そうしたら何と、意外な返事が返ってきました。標準木にしていた桜の木は枯れかかっていたため、2-3年前から違う場所の桜を標準木にしているとの事です。その桜の木がどれかも聞いたのですが、いたずらされるといけないのでナイショです。 それと、大盛況だった鉱山祭りのおけさ流し。初日はなんと120名もの参加がありました。昨年から分団屋台をやめて、おけさ流しだけにしたため、それほどの参加を期待していなかったのです。参加して戴いた皆さん今年もよろしくお願いします。 あしたからも、こうして生きていくだろうと。 現在の測候所跡地 |
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