相川高校 電通ブルース
一 、思えば懐かし三月の 若葉萌ゆる春の頃 多くの秀才いるなかで まぐれでパスした電通科 二 、楽しき頃も三ヶ月 オームの法則 絞られて ノートに染み入るなみだあり 恨みは深き電通科 三 、いくら出世のためじゃとて 昼飯食うのも午後一時 腹をすかして勉強に おわれてこの身のせつなさよ 四 、七日に一度の日曜も 金と彼女のないゆえに 破れた靴下つくろって 洗濯する身のせつなさよ 五 、男ばかりの電通科 講義に出るのもつまらない せめて先生が女なら オレは決してさぼらない 六、 定期試験も近づけば ねじり鉢巻暗記した サイン コサイン タンジェント 赤点もらえば水の泡 七 、未来を夢見るおれこそは 末は博士か重役か それとも上野のルンペンか 今に見ていろこのオレを 八 、ついに卒業も近づいて 思い出あふるる三ヵ年 なつかし校舎と諸先生 お世話になったな電通科 |
これは、現在小樽に在住の川端正夫先生が 電通科2期生の担任の時に作られて その後、担任された5期生の私達にも伝承したものです |
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