分団広報紙「げんなぐろ」
第 7 号
平成13年4月308日発行
《発行者》
第 5 分 団
《編 集》
第5分団総務部 74-3784

題字:小杉祐生


「げんなぐろ第7号の発行にあたり」    分団長 衣笠信之
 日頃より分団活動にご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございます。今年度最初の分団事業となる「お花見」も、約110名の参加をいただき、盛大に開催することが出来ました。これも皆様のご理解とご協力のおかげだと感謝しております。
 また、「お花見」の開催にあたり、ビンゴの景品をたくさん提供して下さった、商店や事業所の皆様にも深く感謝いたしております。本来であれば、一軒一軒御礼に伺わなければならないところですが、この誌面をお借りして御礼を申し上げることをお許し頂きたいと存じます。
 さて、新しい年度を迎え、分団役員の変動も少々ありましたが、役員一同皆様に喜んで頂けるような分団事業を企画し実施できるよう努力して参りますので、各行事へのたくさんのご参加をお待ちしています。
調理に奮闘の女性陣 (感謝)
やっぱり外は気持ちいい!




エピソード7
助さん角さん:「今年も五分団のお花見は盛大でしたねぇ。」

角さん:「ちょっとさーみーかったけど、天気もまぁまぁ良かったし、なんたって110人もおった。」

助さん:「毎回のことなんだけど、ビンゴになると『こんなに子供来とったっけ?』つーぐらい、一斉に集まって来て、みんな番号を言う人に注目して真剣に聞いとる。」

角さん:「本当だ、学校の授業でもビンゴ使えばいいのんに。」  

助さん:「どうやって使えっつうのん!」(小笑)  

ご隠居:「助さん、角さん。花見の二次会で事件があったのん知っとるかい?」 

助さん角さん:「事件って、何があったんですか?記憶の無い人でも出たんですか?」

ご隠居:「それはいつもの事じゃ!わしがトイレで用を済ませて出ようとしたら、ドアノブがくるくる回ってドアが開かん。ドンドン壁を叩いても、ドアを叩いても誰〜も気が付かん。ケータイ(電話)持っとったから掛けてみたけど、ワァーワァーしゃべっとるからこれも気が付かん。3人目でやっと気が付いたのんがおって出れたけど、もう少しでドア蹴っ飛ばして壊すとこだったんだぞ。」     

ご隠居:「まさか花見の帰りに雪隠詰めになるとは思わんかったわい。」(大笑)



五分団今昔物語 その二

今回は、春日崎にスポットを当ててみましょう。
旧相川の南端にあって、町内を一望の下に収める春日崎。
 その地名の由来は、昔この地に春日明神が勧請(かんじょう)されていたためだそうです。この春日崎は一八世紀初めの頃から「春日崎落雁」といって相川八景の一つに数えられる景勝地でした。
 一方、その広く平らで長く日本海に突き出した地形ゆえに一九世紀半ばの記録には、この地に遠見番所が置かれ、異国船に備えて大筒(大砲)二門が備えられていたという記述もあるそうです。
 また、終戦後の昭和20年、アメリカ軍の県内進駐があり、佐渡春日崎へは3年後の昭和23年10月に進駐。レーダー基地としての業務にあたっていたと記されています。その後昭和29年にこの基地は金沢村(現在の金井町)の平(だいら)へ移転し春日崎への進駐はおよそ7年間で終わりを迎えたそうです。
 私たち40歳前後の人(他の年代もそうかな?)にとっては、もっぱら遊びの場であり、芝生と石灯籠と夕日が印象に残っています。銀玉鉄砲での戦争ごっこ、凧揚げなど・・・。  今は、保育園児のピクニックや、ジョギングなどの折り返し場所だったり。
 最近、足を向けていない貴方、一度行ってみてはいかがですか。
 何か新しい発見が、あるかもしれませんよ。


現在の春日崎:町は大きく様変わりしたが、石灯籠は変わらない。
参考文献:佐渡相川の歴史(相川町町史編纂室)
※相川八景「春日崎落雁」 相川町大安寺所蔵


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ひらきの池

長池
鉄砲池 げんてき池

宮ノ越の池

萩野さんの池
第三バケモン池
バケモン池 赤松池(第二バケモン池)


ひらきの思いで
馬町 川嶋朋幸

ひらきでは、萩野さんの池・げんてき池・あぶら池に釣りに行った覚えがあります。
釣り終わって帰る頃になると、萩野のじぃがひょっこり現れて「いっぺぇ釣れたか?どれ、おーいっぺぇつれたのー、全部置いて行けや」ってやられたもんです。

下戸炭屋浜町 池田正利

萩野のちゃんとこの池は、見つかれば怒られるのん解っとっても鯉がおるもんだし、よー釣りに行った。竹の釣り竿置いて逃げるとみんなヘシ折られてしまうんだけど、また竹切ってきて仕掛けをつけなおして釣っとった。
 ドイツゴイだけど、あそこにドイツゴイを放したのんは俺たちなんだ。大浦から釣ってきて、あの池に放したら、いつの間にか増えてしまったんです。 今でもおるんじゃねーかな。

岩町 河野量市

バケモン・げんてき・鉄砲・赤松(俺たちは第二バケモンと呼んでいた)それとみんなが怒られとる萩野さんの池や第三バケモン池あたりかな。どこの池だったか忘れましたが、近所のガキどもと釣りに行ったときに、金井さんとこのノブちんが、イチジクの木に登って釣ろうとして池にドボン!
 たまたま、その日が4月1日で、帰ってから池に落ちたことを話したら、服が乾いていたこともあって、「4月バカだろう。」と信じてもらえなかった。
 日頃の行いの悪さもあって、信じてもらえなかったのかもしれない。

海士町 衣笠信之

ひらきの池はほとんど釣りに行った。当時、竿は竹、浮きはカヤ、エサはミミズ。
買うものといったら、川辺さんとこで、針とゴム管とスジくらいのもんで、本当に金のかからない遊びでした。
 ひらきの沢が大浦との境でしたので、大浦からも子供たちが釣りに来ていて、現在おつきあいのある大浦の人たちと、既に子供の頃、ひらきで会っていたのかもしれないと思うと、不思議な気がします。

東京在住 ビカビカ(ペンネーム)

小学校の3〜4年生の頃だと思うのですが、バケモン池にフナ(本当はコイ)を釣りに行った時、第2バケモンの上空をピンク色のきれいな鳥が飛んで行くのを見ました。
 その時は、「きれいな鳥が飛んでいくなー・・・。」くらいにしか思わなかったのですが、今思うと、「ひょっとして野生の朱鷺だったのでは?」と思います。
 でも、バケモン池って、でかいだけであんまり釣れんかった。ちーせー池の方が釣れたような気がする!10m四方位の池で40cmのコイを蓮の実で釣ったことがあります!

ひらきの魚分布
バケモン池: コイ・フナ・そうぎょ。特に他と違うのはフナが尾長で、ヒレに斑点。
宮ノ越の池: フナ・コイ。ここはドイツゴイが居た。
萩野さんの池: フナ・コイ。ここは錦鯉が居る。
鉄砲池: フナ。ここには和金が居たように思うのだが、記憶違いかもしれない。
ほかの池: 後は同じようなフナやコイだったと思います。



5月30日(水)は15分連続の運動をしてチャレンジデーに参加しよう!
また、「5分団健康体力測定」を6月に企画しています。乞うご期待!!


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